2007年05月31日

CO2排出量 電気?ガス? どっちがエコ?

今日は、ちょっと難しいはなしなのですが、興味深い記事を見つけたので、そちらを紹介します。

CO2排出量削減、どちらが効果的? 電力vsガス、攻防熱く
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070522/sng070522006.htm
(2007/5/22 産経新聞)

昨年、地球温暖化対策推進法(温対法)が改正され、大規模な工場などでは、温室効果ガス排出量の報告が義務付けられました。また、排出量だけでなく、削減対策とそれに伴う削減量を任意で提出することができます。

問題になっているのは、この削減量の計算方法です。

----------- 以下、引用 ------------
 両業界が対立しているのは、排出量とともに任意で提出できる排出量削減対策の評価方法だ。

 ガス業界では、省エネ機器の導入によって、CO2排出量を削減した効果を評価するには、火力排出係数を用いるべきだと主張する。一般に電力会社は、原子力と水力をベース電源と位置づけ、昼夜を問わずフル稼働に近い状態で運転しており、電力需要に応じて発電量を調整するのは火力発電の役割。このため、省エネ機器の導入によって電力会社から購入する電力量を削減すれば、火力発電の稼働が下がるはずと訴える。

 これに対して、電力業界は、すべての電源を基準にした排出係数を用いるべきだと譲らない。排出量算出では、すべての電源を基準にした排出係数を計算に使っており、削減量だけ火力係数を用いたのでは「過大な削減効果になってしまう」(電気事業連合会の小東直貴・業務部副部長)と考えているからだ。
---------- 引用終わり -------------

 ガス業界が、なぜここにこだわるのかというと、ガス業界が普及を進めている、ガスコージェネレーション(熱電供給)の仕組みのためです。ガスコージェネレーションとは、都市ガスを燃料とする発電設備を利用して、電力を生み出し、かつ、発電時の排熱をボイラーや空調に利用する、というガスから電気と熱の両方を効率的に使おうという省エネの仕組み。
 省エネのためにこのコージェネレーションの仕組みを導入し、電力使用量を削減しても、原子力などとトータルに考えた排出係数では、これに伴って増加するガスによる排出量をカバーできず、省エネ機器を導入したのに、排出量が削減できないという計算になってしまう場合があるのだそうです。
 かといって、このコージェネによる削減量が、全て火力発電量の削減になっているのかというと、それも疑問ですよね。
 こういった複数の事象が絡み合っているのが環境問題。この係数の問題一つとっても、本当の数値を計算するのはかなり難しそうです。
 上記記事では、以下のように記事を締めくくっています。確かに、コストだけでなく、CO2の排出量が企業の意思決定のための重要な要素になっているというのは、いい流れですよね。

----------- 以下、引用 ------------
 電力、ガスなどエネルギーの選択は、これまではコストが重視された。だが、地球温暖化など環境問題への関心が高まる中で、CO2削減に消極的な企業は消費者の支持を失う恐れがある。CO2排出量削減対策の評価方法をめぐる電力、ガスの攻防は、CO2対策がエネルギー選択の重要な要素になっている裏返しでもある。
---------- 引用終わり -------------





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2007年05月30日

エコナビ @毎日新聞

 毎日新聞を購読しているわけではないのですが、多分、毎日新聞の毎週月曜日朝刊に「エコナビ」というコーナーがあります。
 ここでは、エコ活動をすると、どのくらい効果があるの??といった、エコの素朴な疑問に数字を使って答えてくれていて、毎週興味を持って、チェックしています。(勤務先で契約しているニュース配信サービスを使って)

今週の記事を以下に引用。

エコナビ:レジ袋削減 CO2はどれだけ減らせる?
(2007/5/28)

------------ 以下、引用 -------------
 スーパーなどでレジ袋を減らす取り組みが進められています。レジ袋を作ったり、燃やしたりした時に出る二酸化炭素(CO2)を減らして地球温暖化を防止しようという趣旨です。
 レジ袋削減で減らすことができるのは、化石燃料からできた袋そのものを燃やしたときに出るCO2と、袋に加工するエネルギーを生み出す際に出るCO2を足し合わせたものです。
 環境省のサイト「我が家の環境大臣」では、レジ袋1枚(10グラム)を使わなければCO2を61グラム減らすことができるとされています。1日1枚だと、年間22キロ減らすことができる計算になります。
 ところが、業界内にも詳しいデータがなく、レジ袋1枚を使わない場合の削減効果は試算する団体によってさまざま。それぞれの試算を比べると、1年間でその差は8キロにもなります。
 NPO「環境市民」の*本(すぎもと)育生代表は「大事なのは温室効果ガスを出すようなものをなるべく使わないということ」と話しています。
------------- 引用終わり ------------------

過去の記事もぜひ、チェックしてみてください!!

エコナビ:クールビズ 省エネ効果は?
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070521ddm016040160000c.html
(2007/5/21)

エコナビ:温暖化防止、植林の効果 CO2、どのくらい吸収?
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/archive/news/2007/05/20070514ddm016040186000c.html
(2007/5/14)

エコナビ:地球平均気温 どうやって計算するの?
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070430ddm016040053000c.html
(2007/4/30)





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2007年05月29日

ニューヨークのタクシーが全てハイブリッド車に

 ニューヨークのブルームバーグ市長は、2012年までにニューヨーク市内の全てのタクシーがハイブリッド車になると宣言したそうです。
 日本では、運転手の低賃金を解消するためにタクシーを値上げするとかしないとかで、話題になっています。そもそもタクシーの自由化で、台数が増えすぎただけだと私は思いますが。。また、都心では、客待ちのタクシーが溢れかえっています。大量の客待ちしているタクシーを見ていると、どれだけ燃料を無駄にしているんだろうと、考えてしまうことが多々あります。
 たまにしか乗らない自家用車よりも、こうした常に稼動しているタクシーなどが積極的に低燃費のクルマに切り替えていったほうが、効率的ですよね。日本でも是非、取り入れて言って欲しいものです。





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2007年05月28日

胡散臭い環境情報バラエティー「環境野郎Dチーム」

我が家のHDDレコーダーは、キーワードを登録しておくと勝手に録画してくれます。
といっても、あまり観る時間もないのでたまる一方なのですが、「環境問題」のキーワードで、今年の4月からちょっと不思議な番組が録画されるようになりました。

その名も、「環境野郎Dチーム」(月曜深夜24時45分〜25時10分@フジテレビ)

内容は、伊吹吾郎、小野寺昭、大和田伸也、笹野高史、小倉一郎、麻丘めぐみの団塊の世代のタレントたちが、若手の女性アイドルをゲストに呼んで、環境問題について話し合う。といった感じです。
ただ、全体を通して、なんとも怪しい雰囲気。この演出は、どうなんだろう??

私が見た回(多分4月末くらいの回)では、生活排水による水質汚染がテーマ。
名前を忘れてしまいましたが、微生物がたくさん入っている土のボールを川に投げ入れて、川の浄化運動を各地でしているとのこと。
実際、番組でもこの土のボールを日本橋川へ投げ入れていたのですが、何故でこのボールが浄化につながるのか、、私としてはもうちょっと様々な情報・根拠を示して欲しいと感じました。

まぁ、深夜番組を深夜に観ずに、録画して、休日の昼間とかに見てしまうのがいけないのでしょうかねー。
こういう深夜のバラエティー番組でも環境問題を大々的に謳った番組ができたのだから、いい方向ということにしましょう。

みなさんも、是非一度ご覧になってみてください!!

フジテレビ:環境野郎Dチーム
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/d-team/

2007年4月13日発行「新番組発表資料 No.07-017」 フジテレビ広報部
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/n07-017.html

------------ 以下、記事の引用 ----------
[深夜番組たんけん隊]「環境野郎Dチーム」うそくさい雰囲気、ほお緩む
(2007/5/11 読売新聞)

 ◇フジ=月曜深夜0・45―1・10

 米国の人気アクションドラマ「特攻野郎Aチーム」をもじったタイトル。だからといって、環境保護を掲げた男たちが、悪人を懲らしめるわけではない。伊吹吾郎、小野寺昭、大和田伸也、笹野高史、小倉一郎、麻丘めぐみら、団塊世代を中心にしたベテラン俳優たちが、地球環境が直面する危機(Danger)を憂い、対策をまじめに話し合うバラエティーだ。

 しかし「水戸黄門」の格さんや「太陽にほえろ!」の殿下がなぜ環境問題を……そんなことはどうでもいい。いかにも説教くさくて、若い世代から「うざい!」と言われそうな役柄を、出演者それぞれが好演。団塊世代について言われがちな、そうした誤った印象を逆手に取ったうそくさい雰囲気に、ついほおが緩んでしまった。環境への高い志は理解できるが、この際それは忘れ、“名演技”によって醸し出されるスタジオ内の怪しい空気を満喫すべきだ。
------------ 引用おわり ----------



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2007年05月27日

環境は儲かる時代へ 

環境問題は、金が掛かるだけで儲からない・・・。
最近までは、そういった状態だったと思いますが、いよいよのエコブームで、環境は儲かる時代になってきているようです。
もちろん、お金儲けだけではだめですが、やはり、環境にいいことをして(いいものを作って)、経済的にも儲かる時代になっていかないと、今後の環境問題に対峙していくのは難しいでしょうからね。
色々新しいビジネスモデル、ベンチャーが大きく成長してくることでしょう。是非見守っていきたい(できれば、自分もその波に乗っていきたい)です。

米GE、エコブームで環境配慮型製品の売り上げ倍増
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20070524NTE2IFT0124052007.html
(2007/5/24 日本経済新聞)

----------- 以下、引用 -------------
 米GE(ゼネラル・エレクトリック)の環境関連事業が好調だ。同社は24日にシュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事を招いてロサンゼルスで開催するイベントで、「エコマジネーション」計画のこれまでの成果や新たなエコ製品を発表する。
 同社は2005年、「エコマジネーション」計画を打ち出し、環境に優しい製品の売上高を04年の60億ドルから2010年までに200億ドルへ引き上げると宣言した。風力タービン、水浄化システム、省エネ電気製品など環境配慮型製品の売上高は05年に100億ドル、昨年は120億ドルと、ここ2年で倍増。200億ドルの目標達成に自信を示している。
 ジェフリー・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は、環境への取り組みが企業収益の重石となるどころか、成長のけん引役になることが示されたとしている。同社は低成長産業から収益性の高い成長分野への転換を戦略の柱とし、環境分野をその中心に位置付けている。
(中略)
 24日のイベントでは世界初のディーゼル・電気ハイブリッド機関車をはじめとする今後の新製品についても明らかにされるもよう。
(英フィナンシャル・タイムズ特約)
---------- 引用おわり -------------




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筆者ridoは、エコ検定を取得した
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