2007年08月31日

老朽化したアパートを改築・エコ化してリユース!

 高度経済成長期に建てられた「団地」などのアパートやマンションが建て替えの時期に来ているというニュースを以前テレビで見ました。その番組では、「団地」の人工的ながらも考えられた作りに魅了された写真家が解体される前に団地を写真に収めようと、歩き回っているということが紹介されていました。

(そのときに紹介された方のサイトかはわかりませんが、)
団地百景
http://danchi100k.com/
団地百景

 そんな団地を含め、老朽化したアパートやマンションを改築して活かそうというプロジェクトが始まるようです。
 マンションなどの建築に大量に使われるコンクリートは、大量のエネルギーを掛けて作られており、環境問題を考えていく上でも、大きな問題のひとつです。また、逆に解体で排出される建築廃棄物は、産業廃棄物全体の20%も占め、ゴミの面からみても重要な課題になっています。
 そういった古いマンションを建て替えるのではなく改築して、その際には、エコ住宅化を施して、有効活用しましょうという取り組みです。

老朽アパート エコ再生 環境省推進へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007082702044284.html
(2007/8/27 東京新聞)

 古い建物の有効活用、是非積極的に取り組んでいってほしいです。ゼネコンやデベロッパーにしてみれば、新しく豪華なものを作り直したほうが高く売れて利益もあがるのかもしれませんが、、庶民にしてみれば、値段が高くてなかなか手が出ません。。。こういった再生マンションが比較的安価で提供されるのであれば、それこそ「エコエコ」ということになりますね。

--------- 以下、引用 -----------
 高度経済成長期に建てられたアパートやマンションの老朽化に伴い、大量の産業廃棄物が発生するのを防ぐため、環境省は来年度から、完全な建て替えではなく改築によって壁面断熱性能を強化するなどの「住宅エコ再生プロジェクト」事業に乗り出す方針を決めた。自然エネルギーを活用した環境配慮型共同住宅にすることで改築後の担保価値を高め、改築費用の融資を受けやすくする効果もねらう。
 一九六〇、七〇年代に住宅ブームなどに乗って全国各地で建てられたアパートなどは築四十−五十年を迎え、壁面や内部の水道パイプなどの老朽化が深刻になっている。
 こうした建物は、デベロッパーにより高層マンションなどに建て替えられるのが一般的で、解体に伴う建築廃棄物は年間約八千万トンと産業廃棄物の約20%を占める。
 しかしコンクリートで造られた住宅の基礎部分は強固で、改修でさらに長期間住める物件も多いとされる。
 環境省の住宅再生案では、こうした住宅の壁面を取り除き一世帯ごとの間取りを大型にしたり、上下のフロアをつなげたメゾネット形式にしたりするなど、現在のニーズに合わせ改修。耐震性に加え、壁断熱性能の強化をする。さらに屋上緑化、太陽熱利用などで「エコ住宅」化も図る。
 老朽化により建物の担保価値がほとんどなくなっている場合、改修などへの融資は通常難しいが、将来的には環境省が、LCA(Life Cycle Assessment=製品の建設から解体までの環境負荷の検証)を実施。認証などを行うことで、長期融資が受けられるような枠組みづくりを目指す。
 モデル地域として、東京都内のJR中央線沿線の老朽化した共同住宅のある地区などを検討。来年度予算の概算要求に「建物等エコ化・長期有効利用促進評価手法調査費」として約千九百万円を盛り込む。
 同省環境経済課では「新築する場合、大量にコンクリートを使うことで多くの二酸化炭素(CO2)が発生する面もある。どうしたら安く、長期的に住めるエコ再生住宅が造れるのか、民間や国土交通省とも協力しながら研究していきたい」としている。
---------- 引用終わり -----------


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2007年08月29日

環境省、いよいよやる気を出してきたか!?

 環境省が打ち出した二つの方針、どちらも環境のことを考えるために必要な仕組みだと思います。
 このブログのテーマでもある「エコエコ」。改めてですが、環境のことと経済的なこと、これを両立させなければ、みんなが取り組もうとはなかなか思わない。このエコエコなことをどんどん増やしていこう、探していこうということです。
 今回の2つの方針は、どちらも、エコエコに通じる取り組みになると思います。

まず一つ目は、エコポイント。

エコな行動でポイント獲得 環境省、導入支援に本腰
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007082501000520.html
(2007/8/25 中日新聞)
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CN20070825/ma2007082501000520.shtml
(2007/8/25 長崎新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/science/20070825/20070825_003.shtml
(2007/8/25 西日本新聞)

------------ 以下、引用 -----------
 二酸化炭素(CO2)の排出削減のため環境省は、省エネ製品の購入や公共交通機関の利用など環境に配慮した行動をすると「ポイント」がたまり、後でほかの商品購入などに使える「エコポイント」の普及を推進する方針を25日までに固めた。
 2008年度予算の概算要求に、制度を導入する企業や地域の商店街などの支援策や、CO2排出量や環境配慮の度合いを評価し表示するための調査費など5億円超を計上する。
 環境省は「消費者は自分がどの程度CO2を出しているのか把握できず、削減意識が根付きにくい。お金と同じ価値を持つエコポイントを全国に普及させ、環境に配慮した消費への変化を促したい」としている。
----------- 引用終わり --------------

 このエコポイント。これは、愛・地球博の時に行なわれていた「EXPOエコマネー」を基盤としています。現在でも、名古屋周辺では、このエコマネーが続けられています。エコマネー加盟店でレジ袋を断ったりといってエコ活動を行なうごとにポイントが付与され、そのポイントをためると、景品がもらえたり植林活動に参加できたりすることができます。

EXPOエコマネー
http://eem.jp/jp/index.html

 エコにいいことすると、ポイントがもらえて、消費者にも何かいいことがある。一つ一つは小さいことでも、ポイントが溜まるというインセンティブを与えることで、みんな一生懸命取り組むようになると思います。

そして、二つ目はこちら。

省エネ家電、買い替えの損得は? 環境省が比較示す事業
http://www.asahi.com/life/update/0825/TKY200708250157.html
(2007/8/25 朝日新聞)

------------ 以下、引用 ----------
 家庭で使っている家電製品と買い替えをしようとする省エネ製品を比べると、二酸化炭素(CO2)の排出量や電気料金などにどのくらいの差が出るかを目で見える形でわかりやすく示す事業に、環境省が来年度から乗り出す。省エネ効果に公的な「お墨付き」を与えることで買い替えを促す狙いだ。08年度政府予算の概算要求に5億円程度を盛り込む。
 日本は京都議定書でCO2など温室効果ガスの排出量を08〜12年度に90年度比6%減らすことが義務づけられているが、家庭部門の排出量は逆に36.7%増(05年度)と目標達成の障害となっている。
 家庭部門対策の一つは省エネ家電の普及だが、初期費用がかかることや「古いものでも長く使いたい」という消費者心理もあり、家電の節電性能が急速に高まっていても、なかなか買い替えは進んでいない。
 新事業では、家電メーカー側の協力も得て、テレビやエアコン、冷蔵庫など十数品目で、どのぐらいCO2排出量に差があり、省エネでお金が節約できるかを簡単に比べられるシステムを作り、購入を考えている人が店頭のほかインターネットなどで手軽に調べられるようにする。何年使えば、初期費用を回収できるかなどもわかるようにする。
 買い替えを「もったいない」という消費者に納得してもらうため、使用時だけでなく、製造したり捨てたりする過程で生じるCO2排出量も含めたトータルでの環境負荷の評価(ライフサイクルアセスメント)も示し、古い製品を使い続けた方がいいのか、買い替える方がいいのかを判断する材料にしてもらう。
--------- 引用終わり -------------

 これは、そっくりそのままエコエコの話ですね。「エコエコの見える化」これは本当に大事だと思います。実際に、どっちが得か分からないことだらけですので、一つ一つエコエコを見えるようにしていけば、消費者を適切な判断を行なうことができるようになります。




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2007年08月28日

バイオエタノールの影響で飼料が高騰し、養鶏業者の倒産が急増

 今年春頃から話題のバイオエタノール。何度と無く、このブログでも取り上げてきましたが、気になる記事を見つけました。

養鶏業者倒産が急増 バイオエタノール需要増で飼料高騰
http://www.asahi.com/business/update/0826/TKY200708250220.html
(2007/8/26 朝日新聞)

------------ 以下、引用 -------------
 養鶏業者の倒産が急増している。民間信用調査会社の東京商工リサーチのまとめによると、今年1〜7月の全国の倒産(負債額1000万円以上、私的整理を含む)の件数は13件で、00年以降で最も多かった03年(10件)をすでに上回った。地球温暖化対策として脚光を浴びるバイオエタノール燃料の需要増に伴い、米国で主原料のトウモロコシ相場が高騰。トウモロコシを配合する家畜飼料が値上がりして収益を圧迫しているのが大きな要因だ。
 農林水産省によると、家畜飼料用トウモロコシの9割以上を米国からの輸入に頼る日本では、今年の配合飼料価格が昨年より3割近く上昇し、96年以来11年ぶりの高値となった。
 養鶏業者の全国団体・日本養鶏協会の担当者は「養鶏用の飼料はトウモロコシが配合割合の5〜6割を占める。経費の大半が飼料代のため経営難に直結する事態だ」と話す。卵だけを扱う単品経営の業者も多く、飼料価格の上昇分をそのまま販売価格に転嫁することが難しいという。
------------ 引用終わり ---------------

 食の安全が疑問視される世の中。こうした状況におかれる業者が増えれば、また食の品質への問題が発生しかねません。
 このバイオエタノール問題。最近では、あまり大きく取り上げられることは無いように思いますが、国際的に考え直さなければいけないのではないでしょうか。

【過去の記事】
2007年05月02日:バイオエタノールの影響で、食糧高騰
http://eepd.seesaa.net/article/40522106.html

2007年05月04日:バイオ燃料、エネルギー問題の救世主となりえるのか?
http://eepd.seesaa.net/article/40533100.html




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2007年08月27日

日産、燃費計搭載で、エコドライブをサポート!

 家庭生活で一番簡単でそれなりの効果があるCO2の削減の運動としては、自動車のガソリン消費量を減らすことじゃないでしょうか。
 先週、日産自動車は、エコドライブをサポートそるために、燃費表示計の採用を拡大していくと発表がありました。 

日産自動車、エコドライブをサポートする燃費表示計を
今後発売する新型車に順次採用を拡大
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070821-01-j.html
http://car.nikkei.co.jp/release/index.cfm?i=167885
(2007/08/21 日産自動車プレスリリース)

 確かに、車を運転していて、どうすれば燃費が節約できるのか、言葉では色々説明されても、本当に節約できているのか?って、実感はなかなかできないですよね。そのときそのとき瞬間の燃費データがメーター表示されれば、運転していても、面白半分だとしても燃費節約しよう!という気になると思います。
 ちょっとそれますが、先日、トヨタ「プリウス」のタクシーに乗りました。画面に、リアルタイムで「エンジンを使っていて、バッテリーに充電もしている」とか、「モーターを使っている」といった情報がイラストで表示されていて、結構面白かったです!

------------- 以下、引用 --------------
 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、ニッサン・グリーンプログラム 2010に基づき、CO2排出量の削減を着実に推進していく取り組みの一つとして、ドライバーのエコドライブをサポートするため、今後発売する新型車のメーターパネル内に燃費表示計をグローバルに順次採用する。また、本燃費表示計を未採用の現行モデルについてもマイナーチェンジ等のタイミングを捉えながら、順次採用を拡大していく*1。
 本燃費表示計は、ドライバーの燃費を意識した丁寧な運転をサポートするため、走行中のクルマの瞬間燃費や平均燃費をメーター内のディスプレイに表示させる。ドライバーは、アクセルの踏み代によって、燃費が一瞬毎に刻々と変わることを、ディスプレイに表示された瞬間燃費によってリアルタイムに確認することができる。また、運転の仕方によって自分のクルマの燃費が向上することを実感できるため、運転中の加減速が緩和され、約10%の燃費向上効果(社内測定値)*2が見込まれる。
 同社は、グローバルにメーカーオプション設定のナビゲーションで走行中の瞬間燃費や平均燃費を表示できるようにしてきているが、さらにメーターパネル内に燃費表示計を採用していくことにより、よりドライバーのエコドライブへの意識を高めることが可能になると考えている。
 日産は、ニッサン・グリーンプログラム 2010に基づき、CO2排出量の削減を着実に推進していく取り組みの一環として、本年1月よりカーナビ向け情報サービス「カーウイングス」においても、エコドライブサポートのサービスを開始しており*3、今後も燃費表示計の採用拡大とあわせ、ドライバーが継続的にエコドライブへ取り組んでいくことを積極的にサポートしていく。

*1: 現在の採用車種は、日本のスカイライン、ラフェスタ、アトラス、北米のアルティマ、インフィニティG35。
*2: 社内測定値による平均値。運転の仕方によって効果は異なる。
*3: ドライバーの平均燃費をカーウイングス会員ホームページに毎月ランキング形式で表示させたり、エコドライブのワンポイントアドバイスを週替りで表示させるサービス。
---------- 引用終わり ------------------




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2007年08月26日

スギ樹皮からバイオ燃料を!

先日、バナナの茎で繊維をつくるという話題を書きましたが、今日は、杉の樹皮を使って見ましょう。

 杉の木材を扱う製材所では、バークと呼ばれるスギの樹皮が大量に発生するのだそうです。このバークを有効活用して、バイオ燃料を製造しようと、大分の日田資源開発事業協同組合と三菱商事などが研究に取り組むとお話です。

スギ樹皮のバイオ燃料化 再資源化に道開く 関係者 貯蔵分解消に期待
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070822/20070822_003.shtml
(2007/8/22 西日本新聞)

--------- 以下、引用 --------- 
 設立された新会社「フォレストエナジー日田」(日田市)は、来年1月から樹皮を粉砕・圧縮し直径6‐8ミリ、長さ数センチのペレットを製造する。植物原料で、燃やすと二酸化炭素の排出量削減につながるため、自然エネルギー利用を法律で義務づけられている石炭火力発電所での利用を見込む。年7万‐12万立方メートルの樹皮が活用される。
 小規模な製材所が多い日田市では各製材所が樹皮を自前処理できず、1992年に組合を設立。一括して引き受け、堆肥(たいひ)にして販売している。
 しかし、販売量は伸び悩み、年間10万立方メートル発生する樹皮のうち約半分しか堆肥化できず、20万立方メートルが野積みに。自然発火や汚水が流出するなどの問題も表面化し、関係者は対応に苦慮していた。バイオ燃料化が順調に進めば5年後には、累積した樹皮は2万立方メートルまで削減される。
 同組合の武内光太理事長は「貯蔵分も含め、樹皮の処理にめどが立った。バイオ燃料化と販売が軌道に乗れば、製材所から樹皮を買い取って経営支援にもつなげたい」と話している。
------ 引用終わり --------

 もう、何度も書いている気もしますが、バイオ燃料はこうした不要なものから作ってこその「エコ」ですよね。食糧や飼料になるトウモロコシやサトウキビから作るのとはわけが違います。
 今後の発展に期待ですね。


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筆者ridoは、エコ検定を取得した
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