2008年01月31日

航空業界のエコ対策

先日、イギリスのヴァージンアトランティック航空が行ったバイオ燃料を使ったグリーンジャンボの試験飛行の話題について書きました。バイオ燃料が実用化されれば、かなりの二酸化炭素削減に貢献してくれると思いますが、そうすぐに実現できるものではなさそうです。

<過去の記事>
2008年01月20日:グリーンジャンボ! バイオ燃料で飛ぶ航空機 原料は藻?
http://eepd.seesaa.net/article/78837689.html


 では、現状の中で行われている、各社の取り組みをご紹介しましょう。
 日本の各社では、燃費向上のために、いくつか取り組みをしているそうです。
 全日空では、昨年から「エンジンの水洗い」を導入したそうです。『ジェットエンジンは、空気を圧縮するコンプレッサーに大気中の細かいほこりなどが付着すると燃焼効率が落ちる。そこでコンプレッサーを定期的に水洗いしてほこりを洗い流し、燃焼効率を回復させる。これにより「年間約6万トンのCO2が削減できる」と整備担当者は説明する。』(記事より引用)
 また、日本航空では、『ボーイング767型貨物専用機などを無塗装にして軽量化したり、機内食の食器を2割軽くするなどして燃料消費を抑え、06年度合計で109万トンのCO2を削減した。』(記事より引用)聞いた話によると、飛行機の塗装だけでも、数トンの重さになるそうで、ピカチューが描かれた飛行機と通常の塗装の飛行機でも、かなり燃費に差が出てくるそうですね。

 また、ヨーロッパの航空会社では、「カーボンオフセット」を導入するところが増えているそうです。航空券を購入するときに、その便に乗ったことにより排出される二酸化炭素の量を計算、クレジットカードやマイレージのポイントを、植林などの環境保護活動を行っているNGOに寄付してもらうというやり方で、カーボンオフセットを実現しているようです。

 こうした二酸化炭素排出削減へ動いているのは、日欧の航空会社が中心のようで、航空大国アメリカや急速に発展してきている中国などでは、対策はこれからというのが現状のようですね。
 今のところ、飛行機による二酸化炭素排出量は、世界全体の数%ということであまり注目されてはいませんが、他の交通手段に比べ、移動距離当たりの排出量も多いですし、周りの排出量が削減されてくれば、今後注目せざるを得ない分野であると思います。


飛行機- 空のエコへ、CO2抑制課題に 対策始めた日欧、出遅れる米中
(2008/1/28 毎日新聞)

-------- 以下、引用 --------
 昨年9月に行われたICAO総会では、航空機の技術革新や管制保安システムの技術向上による効率的運航での排出量削減が決議された。しかし、数値目標は決められず、具体的な行動プログラムの策定は09年末まで持ち越された。
 そんな状況の中、欧州連合(EU)は独自に域内に乗り入れる航空会社ごとに排出量を割り当てる法律を検討。日本では、新年度から国土交通省が航空局内に「地球環境保全調整官」を設けて本格的に数値目標提案に向けての作業を進める。
 世界的に見ると空のエコは「入り口の前にいる」状態だ。
-------- 引用終わり -----------


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2008年01月30日

再生紙偽装問題でお役所が買える紙がない・・・

 このブログを書いている関係で、日常的にエコや環境のニュースをチェックしているのですが、この事件が起きて以来、再生紙関係の記事があまりにも多くて、新しいネタを探している身にとって見れば、「もういいよ・・・」と言いたくなるほどでした。
 いろいろ、2次的な影響も出ているようなので、もう1回取り上げてみることにしましょう。

 古紙配合率を偽装していた問題で、官公庁ではコピー用紙が買えなくなっているようです。グリーン購入法で、「古紙配合率100%のコピー用紙」を使うことが決められているためで、実際納入していた5社のうち、4社は古紙配合率100%のコピー用紙じゃなかったというわけで、このままじゃコピー用紙が買えない。。官公庁にコピー用紙がなくなる・・・という問題になっています。

 折角の機会ですから、お役所の紙大量消費の体質を見直してみては??と思いますが、まぁ、そうはいってもコピー用紙が全く無いと困りますので、後で環境保護に協力するメーカーなら、古紙配合率100%じゃなくても買う、、、んだそうです。もう、こうなってくると、理由のこじつけにしか聞こえませんがね。。。


環境保護への貢献が条件、基準外の紙納入容認へ…環境省
(2008/1/27 読売新聞)

------ 以下、引用 ----------
 製紙会社やコピー機器会社が一斉に偽装品の販売中止に踏みきり、グリーン購入法で環境に配慮した商品を購入しなければならない官公庁が紙不足に陥る恐れが出ている(中略)
 同法は国や独立行政法人に古紙配合率100%のコピー用紙など一定の基準を満たした商品の購入を義務づけているが、官公庁向けコピー用紙を生産していた大手製紙会社5社のうち、基準を満たしていたのは1社だけだった。配合率が偽装された再生紙の販売中止で、官公庁の調達担当者からは「コピー用紙がなくなる」との悲鳴が出ていた。
 しかし、配合率の基準をなし崩し的に緩めれば、同法がさらに骨抜きにされる。このため、同省では、古紙配合率を偽装した製紙会社側に、「環境への償い」として、環境保護や古紙回収活動への資金面の協力など環境への貢献を約束させることが必要と判断した。
---------- 引用終わり ---------

<過去の記事>
2008年01月19日:実はエコじゃない「古紙100%」 だけど、100%と嘘をつく製紙メーカーの現実
http://eepd.seesaa.net/article/79285674.html



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2008年01月29日

Table for Two - 二人の食卓。メタボの人から飢餓の人に。

 "Table for two" 「二人の食卓」と呼ばれる活動をご存知ですか?

 『TABLE FOR TWOの活動趣旨は、「先進国の私たちが健康的な食事を1食を食べるとき、開発途上国の子供に学校給食を送ることができる」。TABLE FOR TWOを実施している企業の社員食堂やレストランで、健康的なメニューを購入すると、一食あたり約20円が、国連世界食糧計画(WFP)あるいは米国の非営利団体ミレニアムプロミスを通じて、開発途上国の学校給食に寄付する仕組みになっています。20円という金額は、開発途上国の学校給食1食分にほぼ相当します。』(下記記事より引用)

 世界中には、十分な食糧がもたらされないために、飢餓や栄養不足で苦しんでいる人たちがたくさんいます。一方、先進国では、肥満や生活習慣病に悩む人たち(いわゆる食べすぎ)がたくさんいます。こういったアンバランスが発生しているわけですね。この両者間のアンバランスな問題を考え直そうという活動が、「二人」の食卓の所以です。
 この取り組みは、ダボス会議(世界経済フォーラム)で選ばれた日本人のヤンググローバルリーダー6人の対象によりスタートしたのだそうです。

 さまざまな企業の社員食堂などで取り組みが行われているようです。ヘルシーなメニューやご飯を小盛を選ぶことによって、20円を途上国に寄付し、自分もちょっと健康になれる。メタボが気になるお父さんには、うってつけのエコ活動じゃないでしょうか。

TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)
社員食堂から途上国のもう一人へ
http://www.apic.or.jp/plaza/oda/topic/20070926-05.html
(2007/9/26 国際協力新聞)

------ 以下、引用 -------
 これまでに伊藤忠商事、西洋フード・コンパスグループ、ファミリーマート、日本IBM、日本航空、横浜市・かをり商事、NECが実施しており、今後も複数企業が参加を予定しています。
 今年5月に実施したファミリーマートは、自社研修施設内の食堂で、通常よりも約200kcal低く抑えた栄養バランスを考えたメニューを提供。メタボリック症候群の予防策や健康的な食生活にについて考える啓発活動の一つに位置づけました。
 NECでは今年7月、社内カフェテリアで普通ライスを小ライスにしてカロリーダウンすることで、その差額の26円を寄付するキャンペーンを実施しました。

横浜市庁舎内にある第三食堂の業務を受託しているかをり商事では、若鶏のクリーム煮(582kcal)、シーフードムニエル(561kcal)という2種類の健康食メニューを用意し、売上げの一部(1食あたり20円)を寄付しています。
-------- 引用終わり ------

TABLE FOR TWO (英語サイト)
http://www.tablefor2.org/

広がる「1食20円寄付」運動=社員食堂から飢餓撲滅に貢献
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_date3&k=2008012700086
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080127-00000049-jij-bus_all
(2008/01/27 時事通信)



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2008年01月28日

「WEB1グランプリ2007 エコロジー賞」を受賞!

 昨年2月にはじめたこのブログ「エコエコ促進日記!」ですが、まもなく一周年を迎えようとしています。
 そんな中、まったくのダメ元で応募していました、GMOホスティング&セキュリティ社主催「WEB1グランプリ 2007」において、エコロジー賞を受賞させていただきました!

web1grandprix

 他の受賞サイトを見ますと、このブログにもブログパーツを貼らせて頂いて、先日一本目の植樹を達成しました「Gremz」さんをはじめ、このブログでも紹介しようかな〜と思っていたサイトなど、錚々たる面々のなかに並べていただき、大変光栄に思います。また、ブログとして受賞したサイトも、この「エコエコ促進日記!」だけのようで、本当にうれしく思います。

 この賞に恥じぬよう、これからもさまざまな情報をお届けしていきたいと思いますので、今後とも、応援よろしくお願いします!!

WEB1グランプリ2007とは、
http://www.w-1gp.com/

WEB1グランプリ2007結果ページ
http://www.w-1gp.com/result_2007.html




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2008年01月26日

京都大学 光熱費に応じた学内環境税を導入!省エネ対策に充当。

 これは、面白い取り組みだと思いますね。
 以下は、大学の例ですが、テナント入居しているオフィスビルなどでは、水道光熱費などを管理費として定額でオーナーに支払うケースも多く、テナント側としては省エネの取り組みなどにインセンティブが働きにくい(電気を節約しても、電気代は定額なので変わらない)という問題が発生しています。
 京都大学では、学内の環境税を導入し、使用した光熱費に応じて賦課金を徴収するという制度を来年度から導入するそうです。
また、この賦課金を使って、学内の省エネ対策に還元するということですから、循環型の取り組みでいいですね。
 今回の場合は、大学というひとつの組織なのでいいですが、テナントビルなどの場合は、導入は難しいかもしれません。しかし、今年の省エネ法の改正で、テナントビルなどに対する省エネが義務付けられるようなので、何らかの取り組みが必要になってくると思われます。


京大が"学内環境税"…光熱費に課金、省エネに生かす
(2008年1月22日
読売新聞)

------- 以下、引用 ----------
 温室効果ガスを削減するため、京都大は21日、学部や研究所など50部局から、使用した光熱費に応じた環境賦課金を徴収する〈学内環境税〉を4月から導入すると発表した。エネルギー消費量の抑制を促すとともに、年間2億4000万円に上る賦課金を学内の省エネ対策に生かす制度で、全国の大学で初の試み。今後5年間取り組み、エネルギー消費量、二酸化炭素(CO2)排出量ともに年2%の削減を目指す。
 新制度では、各部局に消費電力量1キロ・ワット時当たり0・5円、都市ガス1立方メートル当たり1・5円、水道も同10円を課金。翌年度の各部局の予算配分からカットする。試算では、年間計1億2000万円を見込み、同じ額を全学部共通経費からも拠出し、計2億4000万円を賦課金とする。
 賦課金を使って、変電設備や照明などを消費効率の高いものに更新。毎年1%を削減、空調の温度設定などでも1%カットする。京大は、学生数増加と増床などでCO2排出量(2006年度)が1990年のほぼ2倍に膨らみ、京都市内の事業所でも5番目に多くなっている。
--------- 引用終わり --------




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筆者ridoは、エコ検定を取得した
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