2008年05月30日

カーボンオフセット付きの車!日産マーチの新モデルが発売

 市民が通常の生活で排出する二酸化炭素を考えると、もっともその比率が高いものは、自家用車のガソリンによる排出ですね。
 バイオガソリンも一部で発売されていますが、混合率は低いですし、車が生活に欠かせない人にとって見ると、車に乗りながらエコに貢献するのはなかなか難しいところです。ハイブリッドカーなどの燃費がいい車は、若干お値段が高いので、まだエコエコとまではいきませんね。

 そんな中、日産自動車からコンパクトカー「マーチ」新モデル「コレット」が発売されました。なんとこの車、1トンの排出権つきだそうです。しかも値段は100万円をきった99万7500円。これなら、エコエコになるかも。
 この1トンの排出権により、この車で8000km走行した際に排出するCO2分をオフセットすることができるそうです。このカーボンオフセット付のマーチコレットは、今年9月までの限定販売です。

日産自動車、「マーチ コレット」でカーボンオフセット活動を実施
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/080527-03-j.html
(2008/5/27 日産自動車プレスリリース)



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2008年05月29日

いま注目の環境問題とは? −G8環境大臣会合のテーマから−

先週末の5月24日〜26日にかけて、神戸でG8環境大臣会合が行われました。

 このブログでのすでに書いたことがありますが、環境問題って、温暖化(気候変動)問題に注目されがちですが、他にもさまさまざまな問題があります。
 今日は、このG8環境会合でどんなテーマが議題にあがったのか、をご紹介してみましょう。ある意味、いま世界が注目している主要な環境問題ということになるのだと思います。今回の会合のテーマは、以下の3つでした。

1)気候変動
 まず一つ目は、気候変動問題(いわゆる温暖化問題)です。注目は、京都議定書以降の削減目標だと思いますが、今回の議長総括に盛り込まれた内容は、以下のようです。

 ○2050年までに世界全体の排出量を少なくとも半減させる目標を、洞爺湖サミットでの合意することに強い意志を表明。半減のためには、先進国が大幅な削減を達成することにより主導すべき。
(中央環境審議会第77回地球環境部会 資料「G8巻強大臣会合の結果について(概要)」より引用)

2)生物多様性
 そして、二つ目は生物多様性の問題です。これは、私もあまり詳しくないのですが、生物多様性条約における2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させるという「2010年目標」というものがあるそうで、この目標に向けたアクションが検討されたようです。
 生物多様性、つまり、生物種が異常なスピードで減少しているという問題ですね。この分野では、『日本の里山のような自然共生型の自然資源管理をモデルとして生物多様性の保全と持続可能な利用を促進する「SATOYAMAイニシアティブ」』(同資料より)について、議論されたそうです。江戸時代の日本は完全な循環型社会だったということを聞きますし、こうした日本の伝統的な里山文化が、現代の生物多様性の保護に対して、何らかの貢献ができるのであれば、是非活かしてもらいたいですね。

3)3R
 そして、三番目は、3Rです。Reduce、Reuse、Recycleの3Rですね。いわゆる資源の節約と廃棄物の問題です。これは、皆さんも身近に捉えることが出来る問題かもしれません。これについては、「神戸3R行動計画」に同意がなされました。
 中身としては、まぁ、当たり前ながら、「レジ袋などの使い捨て製品の削減」があげられ、他には、途上国への支援ということで「(先進国による)途上国の有害廃棄物の受け入れ」や「途上国の能力開発の支援」などに取り組むことなどが合意されました。


 他にも重要な環境問題はたくさんあると思いますが、今回は、G8環境大臣会合のテーマについてご紹介してみました。

 最後に、一つ環境省から、公開ヒアリングの案内が出ていたので皆さんにもご紹介しておきたいと思います。国の政策に意見が言える貴重な機会だと思いますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

「低炭素社会に向けて−G8環境大臣会合の成果と国内排出量取引制度について−」公開ヒアリング

--------- 環境省報道発表資料より引用 ---------
 世界全体の排出量を現状に比して2050年までに半減するといった長期目標を実現するためには、現在の社会経済構造を変革し、低炭素社会に移行することが不可欠です。そこで、本公開ヒアリングにおいては、G8環境大臣会合の成果を報告するとともに、炭素に価格を付けることにより、社会全体として小さな費用で確実に排出削減を促すことができる国内排出量取引制度について、5月20日に公表された「国内排出量取引制度の在り方」(環境省国内排出量取引制度検討会)の内容を市民、NGO、企業、地方公共団体等に説明し広く提案・意見を求めます。

1. 日時
 平成20年6月2日(月) 18:00〜20:00

2.場所
【東京会場】
大手町サンケイプラザ 303・304号室
〒100-0004
東京都千代田区大手町1−7−2

3.概要

* G8環境大臣会合の成果について
* 「国内排出量取引制度のあり方について」(環境省国内排出量取引制度検討会)
* カーボンオフセットについて

 上記トピックについて環境省より説明後、質疑応答を行い、会場の皆様よりご意見を承ります。

4.定員
 200名

5.参加費
 無料
------- 引用終わり --------

参加には申し込みが必要です。
こちらから、お申し込みください。
平成20年5月29日(木)17:00までです。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9752

また、6月11日に名古屋、6月17日に札幌でも開催されるようです。詳細は、環境省のホームページをご覧ください。



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2008年05月28日

【地球環境問題事典】水・土壌環境における環境問題 Bその他の排出物による汚染

 前回、前々回と、その物質自体は有害ではないけれど、その排出量が過剰なために問題になるテーマを二つ取り上げました。今週は、その他の排出物による汚染についてまとめておきたいと思います。

1.微生物による汚染
 ほとんどの細菌は、塩素により死滅するため、塩素消毒を行えば、微生物による汚染は防げると考えられてきた。しかし、塩素耐性の微生物による被害も発生している。
 水系感染症の原因となる病原性微生物には、コレラ菌・赤痢菌・サルモネラ菌・病原性大腸菌などがあり、これらの排出原因は糞便によるものである。
 この糞便製の汚染を判断する指標として糞便性大腸菌群数が用いられる。しかし、大腸菌の中で病原性を持つものは1割程度である。その一部の大腸菌が人間に対し強い毒素をもっており、人間の腸管内に感染して下痢症などを引き起こす病原性大腸菌である。
 病原性微生物のヒトへの感染力は非常に強いため、その感染リスクを評価する場合、少量の病原性微生物を確実に検出・定量することのできる検査方法が必要不可欠となる。しかし、高精度の標準的な検査方法が確立されていないのが実状であり、そのため、環境水中の病原性微生物に関する情報が不足している。
 微生物による動物への影響としては、アニサキス症やヘルペスウイルス病など数え切れないほどの病気が確認されている。寄生虫などによるものもあるが、ウイルス性の疾患にはその原因が解明されていないものがほとんどである。動物への影響として問題なのは、生物多様性への影響だけでなく、水産物収穫量への影響、家畜への影響などが挙げられる。

2.油による汚染
 油による汚染は、主に海洋における石油の流出である。

【油の排出原因】
 排出原因は、タンカー事故による流出・船舶の廃油の流出などの船舶によるもの、廃棄物の増加による海洋での石油類の不法投棄、海底パイプラインからの漏出、海洋エネルギーの利用に伴う漏出などがある。

【油による汚染の影響】
 特に沿岸部で油流出が起こると、短期間のうちにその豊富な生態系に多大な悪影響を及ぼし、魚類、海底生物、海鳥、マングローブ林やサンゴ礁などは壊滅的な打撃をうける。テレビなどで、海鳥が黒く油まみれになった姿が象徴的に報道されている。その他の深刻な問題として、油の処理(汲み取り)を行っている人々の健康被害がある。原油に含まれる揮発性有機化合物、硫化水素、ベンゼン、および多環芳香族化合物(PAH)などが、油の処理作業中に吸引や皮膚への接触によって健康に支障をきたす恐れがある。
また、大気中に窒素酸化物や炭化水素が飛散し、光化学オキシダントの原因となるという影響もある。
 そして、長期的な問題として、沿岸に漂着した重油や低濃度の有害成分が局所的に存在することによって海洋生物の生態系を変えてしまうという問題もある。


3.土砂の流出
 さまざまな人間活動により、急激に土砂が海洋などの水環境に流出すると、以下のような問題が発生する。
【土砂の流出原因】
土砂は、都市化現象による河川構造物の増大や、林業プロセスによる不適切な山林の開発 などの原因で水環境に流出する。
【土砂の流出による影響】
 土砂の流出による影響として、磯やけの発生、土砂収支の不均衡に伴う海岸侵食・砂浜などの消失、閉鎖性水域に生息する生物への影響などを引き起こす。

<解説> 磯やけ
海中林が突然枯れて、衰退してしまう現象を磯焼けという。
磯焼けが発生すると海藻や貝類などの漁獲が減少し、大きな被害を与える。また、二酸化炭素濃度への影響、生物多様性の減少、水質の悪化など海の環境保全の面からも大きな問題を引き起こす。


4.固形廃棄物による汚染
【固形廃棄物の排出原因】
 固形廃棄物は、主にプラスチックのゴミで、さまざまな形で廃棄物として排出されている。また、工業プロセスからの排水などに混ざって排出されるレジンペレット(プラスチック製品の原料になる小さな粒)や漁具の破片が流出する場合もある。

【固形廃棄物の影響】
 これらの廃棄物を餌と間違えて魚や海鳥が飲み込むと、消化器に入り込み、動物の健康に悪影響を及ぼすことになる。
また、廃棄物が浮遊していることによる自然景観の悪化も影響として挙げられる。


5.温・冷排水

 これは、汚染物質が水環境に排出されるのではなく、排出される水の温度に問題があるという場合である。

【温・冷排水の排出原因】
 温・冷排水の排出原因には、火力発電所・下水処理場からの温排水、温鉱泉の流入、海洋エネルギーの利用(海洋温度差発電)による冷排水などがある。

【温・冷排水の影響】
 温・冷排水による影響としては、通常その水域で生活できない種の魚が定住することができるようになり、生物多様性の減少の原因である外来生物種の侵入による捕食・競合・交種を引き起こす。


6.二酸化炭素

 現在は、特に問題になっていないが、今後海底の開発が行われるようになると、そこに二酸化炭素が排出され、生物多様性に影響を与えると考えられる。

【二酸化炭素の排出原因】
 メタンハイドレートなどの海底エネルギー資源の開発に伴って二酸化炭素の海洋隔離を行う構想がある。この二酸化炭素の海洋隔離の際に二酸化炭素が漏出することで、水環境へ二酸化炭素が排出されることが予想される。

【二酸化炭素の影響】
 二酸化炭素の水環境への排出により、二酸化炭素に弱い稚魚などの生物多様性の減少に影響を与えることが考えられる。



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2008年05月27日

6月の環境月間は、エコ番組が目白押し!

 6月5日は「世界環境デー」。そして、6月は環境月間です。各地でイベントなどが開催される予定ですが、今日は、テレビの話題を。
 エコ番組は、最近増えていますが、視聴率が上がらず、苦戦を強いられているようです。そもそもテレビ番組の制作には、多大なエネルギーがかかっていて、そもそもエコじゃないという記事もいくつか見かけます。
 とはいっても、テレビによる視聴者への影響力は非常に大きいものがあると思いますから、是非エコを取り上げた番組をこれからも作っていってもらいたいと私は思います。そうして、興味を持つ人が増えれば、視聴率も上がってくるのではないかな。。

 以下、環境特番をまとめてくれている記事があったので、それを元にご紹介します。また、他の記事を見つけたら追記するかもしれません。


【テレビ】世界環境デー 各局で“エコ特番”
(2008/5/27 MSN産経ニュース)

以下、上記記事より抜粋。

<テレビ朝日>
 5月31日午後9時から、地球温暖化防止プロジェクトの一環として大型環境特別番組「空から見た地球 驚異の絶景ミステリー〜あなたの知らないこの星の奇跡〜」を放送。
 高橋克典、香椎由宇、石原良純、伊藤淳史の4人が、南米ボリビアや南太平洋ビキニ環礁などのロケに参加。美しくも奇妙な絶景はどのようにして地上に出現したのかを解明していく。
 アフリカ・マダガスカルで神秘の樹、バオバブを追った高橋は、「時速10キロ程度の車に乗って15時間走る日々だった。自然が作り出したものすごさ。地球ってきれいだなと感じる理屈抜きの番組です」。番組はフランス国営放送との共同制作。

<日本テレビ>
 6月2日から8日までを「日テレエコウィーク」とし、この週のレギュラー番組と、最終日に13時間生放送の特番で環境問題について伝えていく。
 中田英寿出演のドキュメンタリー特番「なにかできること、ひとつ。」を2日午後9時半から放送するのをはじめ、8日はメーンパーソナリティーに関ジャニ∞を迎え、よみうりランドEASTから13時間の生放送。

<NHK総合>
 6日午後10時〜8日午後11時にかけて、「SAVE THE FUTURE」と題し、さまざまな番組を展開。温暖化で水没の危機にあるツバルを訪れた藤原紀香のリポートなどを予定している。



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2008年05月26日

六甲アイランドが排出ゼロの町へ

 洞爺湖サミットの前哨戦の一つである、G8環境相会合が神戸で開催されています。今後の政治的枠組みの動向も気になるところですが、今日は、この神戸からの話題を一つ。

 神戸の六甲アイランドでは、島内のエネルギー自給を目指して「地域エコシステムプロジェクト」がスタートしたそうです。エネルギー源は、風力発電や廃油・生ゴミのバイオ燃料化を想定しているようです。冬場に吹き降ろす六甲颪(おろし)で風力発電をしてしまおうというわけですね。

神戸・六甲アイランドに洋上発電所を!
(2008/5/24 神戸新聞)

------ 以下、引用 ---------
 プロジェクトには、島内二つの複合商業ビルのほか、ホテルや廃棄物処理会社、バス会社、学校など二十五団体が参加。ごみのリサイクル、自然エネルギー、エコポイント、環境教育、省エネ、緑化という六つの分科会を設け、それぞれ取り組みを検討する。
 このうち、自然エネルギー分科会では、六甲おろしを有効利用した洋上での風力発電を検討。数多くの洋上風車があるデンマークをモデルに、市民出資による設置を考えている。
-------- 引用終わり ----------

 分科会の試算によると、風車15基で島内の全ての電力をまかなえる計算になるそうです。他にも、各家庭から集めた廃油や生ゴミをバイオ燃料化して、島内のバスの燃料にするという構想も。将来的には、排出ゼロの「カーボンオフセットのまち」を目指すのだそうです。

 こうした取り組みが、こういう比較的小さな地域から順々に広範囲に広がっていくといいですね。これまで、京都議定書を採択した京都会議の開催地「京都」や愛地球博の開催地「愛知」では、それぞれ地域の環境意識の向上や自治体の取り組みの高まりも見られるように感じるので、G8の環境相会合をきっかけに神戸の意識も向上していくかもしれませんね。


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