2009年02月28日

エコ行動で、ポイントも貯まる!「エコ・アクション・ポイント」

 昨年1月に、環境省が「エコポイント」のシステム構築へという記事を書きましたが、この出来上がったエコポイントの仕組みをしっかりご紹介したことがありませんでした。

【過去の記事】
2008年01月11日:全国共通「エコポイント」のシステム構築へ
http://eepd.seesaa.net/article/77216351.html

 その仕組みが、こちら「エコ・アクション・ポイント」です。

おトクで楽しくSTOP温暖化!「エコ・アクション・ポイント」

http://eco-ap.jp/


 内容としては、エコ・アクション・ポイント加盟の店舗やサービスを利用すると、エコアクションポイントが貯まるという仕組みですね。ポイントの貯め方は2種類あります。サービス利用時にアクションナンバーをもらい、その後、エコアクションポイントのサイトでそのナンバーを登録する「アクションナンバー登録型」。そして、サービス利用時にエコアクションポイントのIDを申請する「エコアクションID申請型」。
 まだ加盟店は少ないようですが、身の回りに加盟店があるようなら、是非利用したいところですね。
 どこでポイントを貯められるか? こちらをチェックしてみましょう。

「ポイントを貯める」
http://eco-ap.jp/pointup/business.html

 実は、このエコアクションポイントを貯めるサービスを既に一つご紹介していました。それは、阪急交通社の「エコ泊」というサイトです。これは、エコという観点からホテルを検索することができます。そして、実際に宿泊すると、宿泊代金の1%がエコポイントとして貯まるという、仕組みになっています。(アクションID申請型です)
 こうしたエコな行動をするとポイントが貯まるというのは、エコを考える人にとってはとてもうれしい限りです。今後も、加盟店がどんどん増えていくといいですね!

【過去の記事】
2008年10月30日:エコなホテルを探すなら「エコ泊」!
http://eepd.seesaa.net/article/108694906.html


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2009年02月21日

生物多様性の見える化へ 〜認証制度と経済価値の算出〜

 先日の、生物多様性オフセットの記事に続いて、今日は、生物多様性の認証について書いてみようと思います。

 開発行為を生物多様性の観点で認証する「JHEP認証」というものがスタートしました。認証を与えるのは日本生態系協会。埼玉県の国道140号「皆野秩父バイパス」の工事を施工した秩父土建が第1号の認証を取得しました。
 JHEP認証は、生物多様性の保全や回復に関する取り組みを評価する手法で、『米国の環境アセスメントで使われる「ハビタット評価手続き」(HEP)を素材に、同協会が日本で使えるよう完成させた』(記事より引用)ものだそうです。
 この生物多様性/生態系への影響の程度を数値化するのは難しいですが、アメリカのHEPでは、指標となる野生生物がどれだけ棲みやすいかを、質・量・時間の3つの軸で評価するという手法だそうです。具体的な認証の様子は以下の記事を読んでみましょう。


<参考記事>
生物多様性- 価値、見直し始まる 生態系の評価、量から質へ
(2009/2/16 毎日新聞)

----- 以下、引用 ------
 ■独自提案で工法変更
 秩父土建は埼玉県から受注したこの工事について生態系協会に認証を申請した。県が指定した工事の方法(仕様)と、自社が提案し変更した方法とを協会が比較し、改善の程度を評価した。
 例えば県の仕様では、のり面は「植生を回復させる」ことになっているが、何を植えるか指定はない。秩父土建は地元の専門家からの聞き取りなど独自に調査。
 現場に生えていたシュンランやカタクリなど貴重な植物を移植した。のり面を作る時には、元々そこにあった表土を埋め戻し、コナラやクヌギの株を植えた。のり面の完成後、成長したシュンランは、埋め戻した土に残っていた根などから生えたらしい。土を再利用する独自手法の「成果」だ。工事中も下草刈りに使うチェーンソーや鉄くいのさび止めまで、生分解性が高い植物性の油を使うなど環境に配慮した。
 協会の評価の結果、指標であるコゲラ(鳥類)の生息環境について、仕様通りに施工した場合、施工前の状態に戻るには50年かかるとの評価が「約15年」に短縮された。チョウ類のコミスジでも、20年が「5年以下」に短縮できるとし、総合評価は最高の五つ星に次ぐ四つ星と認定された。
----- 引用終わり ------

 ということで、第1歩を踏み出した生物多様性の認証ですが、この例では、認証取得までに期間で1年、費用で約500万円が係ったそうです。このコストと時間という面では、今後の改善が必要となりそうです。しかし、企業の関心も高まっているそうで、今後この認証が普及していく可能性は充分にあると思います。
 一方、生態系全体の価値(便益)を数値化するという動きも進んでいます。『例えばマダガスカルの森林「マソアラ国立公園」の場合、医薬品の原料となる植物などの価値を157万7800ドルと推定。二酸化炭素の吸収源として1億511万ドル、熱帯雨林観光の収益516万ドルと、金銭に置き換えれば価値は膨大になる。』(記事より引用) こうした価値を数値化することで、開発によって失われる価値が非常に大きなものだということが分かってくるでしょう。この数値を開発することによって得られる価値と比較することで、本当にこの環境を壊してまで開発するに値するものなのか?を判断していかなければなりません。
 現在では、こうした失われる生物多様性・生態系に対する価値が見積もられていないわけですから、乱開発がどんどん進んでしまっているということもできると思います。このような考え方に基づいて生物多様性の価値を経済価値として組み込んでいくことで、適切な意思決定を行っていくことができるようになるのではないかと思います。



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2009年02月16日

食品ゴミを減らす「ドギーバッグ」。日本に定着するか?

 北海道新聞にドギーバッグの記事が出ていました。北海道で、ドギーバッグの利用が浸透し始めているそうです。環境意識の高まりと、不況による節約思考が重なってのことと、記事は述べています。
 ドギーバッグとは、レストランなどの食べ残しを持ち帰るもの。欧米で「飼い犬(doggy=親しみを込めて犬を呼ぶ時の言葉)のために」という口実で持ち帰る習慣があり、ドギーバッグが定着しているそうです。

 
農林水産省の調べでは、2006年度の外食産業での食べ残し量の割合は、食堂・レストランで3.1%、結婚披露宴では22.5%で、過去5年はほぼ横ばい
だそうです。食品リサイクル法によって、食品廃棄物は一定以上のリサイクルが義務付けられているわけですが、そもそも「食べ残しをしない」「後で食べる」
ことで、ゴミが減るわけですから、積極的に取り組みたいところですね。

 ただ、日本人の意識としては、食べ残しを持ち帰るのは恥ずかしいという風潮があります。こういった意識の改革が必要かもしれません。

 
あともう一つ。日本人は、「食の安全」を非常に気にします。ホテルなどでは食中毒などの懸念から、持ち帰りを断るところが多いようです。持ち帰ったものは
自己責任で、ということを理解した上で持ち帰る(時には店側にもそういった説明が必要かもしれません)、ということが大事ですね。


食べ残しを持ち帰り*広がる「ドギーバッグ」*エコと節約志向背景*ホテルは「お断り」も
(2009/2/10 北海道新聞)

------ 以下、引用 ------
東急ハンズ札幌店では、昨年10月からドギーバッグを1個819円で販売。軟らかいプラスチック製で、組み立てるとケーキ箱のような形になる。折りたため
るため携帯に便利な上、洗って繰り返し使用でき、70度までの耐熱性もある。女性客を中心に週数個のペースで売れているという。同店は「商品の知名度はま
だ低いが、エコ意識が高まっており、今後広がるだろう」と話す。
 持ち帰りを認めている飲食店のうち、帯広市の中華料理店「美珍楼(みちんろ
う)」は、店側で容器を用意しているが、鈴木邦彦専務は「店にとってはコスト削減にもなるので、容器を持ち込んでもらえるのはありがたい」と話す。札幌に
店舗がある、お好み焼きの全国チェーン「千房(ちぼう)」(大阪)も「(店で用意する)容器も食べ残しも減らすことができ、環境保護に一石二鳥の効果があ
る」と歓迎する。
 一方、ホテルなどでは、持ち帰りの申し出を断るところが多い。札幌市内の多くの大手ホテルは「季節を問わず、食べ残した料理の持ち帰りは一切断る」とし、あるホテルは「持ち帰る側の自己責任とはいえ、食中毒でも起きたら、こちらにも責任が及びかねない」と話す。
------ 引用終わり ------

折りたためて、いつでも持ち歩けるドギーバッグ。お一ついかが?

MOTTAINAI DOGGY BAG ドギーバッグ 大小セット 819円





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2009年02月15日

生物多様性オフセット??

 生物多様性の保全に対する注目が高まりつつあります。来年2010年10月には、名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される予定になっていて、日本でもこの頃にはかなり注目の環境テーマになることでしょう。
 そんな中、「生物多様性オフセット」という言葉を見つけました。開発などの人間活動によって損なわれる生態系の損失を、他の場所に生態系を復元・創造などすることによって損失補償するという仕組みということです。去年の流行語大賞候補にもなった「カーボンオフセット」の生物多様性ヴァージョンということですね。
 まぁ、概念というかやりたいことはわかります。しかし、二酸化炭素の場合と違って、生物多様性を定量的に評価することはできるのでしょうか? 排出権取引でも言われていることですが、不要なマネーゲームにならないかと、今からちょっと心配です。


BBOP、月内に「生物多様性オフセット」の企業向け指針を公開
(2009/1/14 日刊工業新聞)

------- 以下、引用 ------
 企業や非政府組織(NGO)、政府機関などが参加する国際組織「BBOP(ビーボップ)」は企業の事
業活動に起因する生態系の損失を、別の場所の生態系保全活動で相殺する代替措置「生物多様性オフセット」の指針を今月末にも公開する。オフセット実施者が守るべき原理・原則を明記。事業計画作成や費用の試算、実施手順をまとめた手引書やモデル事業の事例集と併せてホームページで公開し、企業が参照できるようにする。
 指針は「オフセットを行わない場合と比べて生態系保全の効果があったことを示す」「企業はまず負荷を最小限にする努力を行い、それでも残った影響をオフセットする」ことなど約10項目で構成する。希少生物が生息する地域は代替措置を講ずることが難しいなどオフセットの限界にも触れる。
 生態系の損失は食料や水の供給、気候や洪水の制御などの生態系サービスに影響を及ぼす。08年にドイツで開かれた生物多様性条約(CBD)の第9回締約国会議(COP9)では、適切な対策を講じない場合の同サービスの経済的損失は、2050年までに最大年3兆1000億ユーロ(約365兆円)に上るとの試算結果が公表された。
 こうした状況を受け、企業も生態系保全を社会貢献の一環ではなく、本業の経営に組み込む必要性が出てきており、手法の一つとしてオフセットの議論が進んでいる。
 BBOPは生物多様性オフセットの指標づくりを目的に04年に設立された。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルや豪英系資源大手のリオ・ティント、国際自然保護連合(IUCN)、環境NGOのバードライフ・インターナショナルなど約40社・団体が参加する諮問委員会と約600人の個人会員で構成し、事務
局は米ワシントンDCに置く。
------- 引用終わり ------
 BBOP=Business and Biodiversity Offset Program

【過去の関連記事】
2008年10月08日:温暖化問題の次に取り組むべきは「生物多様性」
http://eepd.seesaa.net/article/107740392.html


生物多様性条約 第10回締約国会議 支援実行委員会
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/



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2009年02月14日

地熱発電は、太陽光や風力発電より優れもの!?

 地熱発電が日本の有望なエネルギー源になる可能性を秘めているということは、過去に書きました。今回(先月ですが)、国としても本格的に地熱発電を後押ししていこうという姿勢が見えてきました。

【過去の記事】
2008年09月09日:日本は地熱発電の国になるかも!
http://eepd.seesaa.net/article/106296589.html

 現在、日本で行われている地熱発電(出力約53万KW)は、日本国内の全地熱資源(2347万KW)のわずか0.2%程度で、資源の82%が国立公園内にあるため、開発が制限されているため、地熱発電などの開発もできませんでした。この規制をしている自然公園法の改正も含め、経済産業省が検討を進めているということです。


国立公園でも地熱発電=開発加速へ法改正も―経産省
(2009/1/5 時事通信)

------ 以下、引用 --------
 経済産業省は5日、二酸化炭素(CO2)をほとんど排出しない国産エネルギーである地熱発電の普及を図るため、自然公園法の改正も含め、国立公園内の開発促進策の検討に入った。同省は昨年12月に設置した有識者らによる研究会で2030年度までの開発目標の策定に着手。4月にもまとめる報告書に、同法改正や環境省との開発規制の申し合わせ解消など、具体的な規制緩和策を盛り込む方針だ。
------ 引用終わり ------

 地熱発電は、火山など近くなどの地下の熱を使って発電する方式で、再生可能エネルギーの中でも、風力や太陽光などと違い、気象や気候などの影響を受けにくい。そのため、安定した発電が可能なので、風力や太陽光発電より扱いやすく、期待も高いようです。
 日本は世界有数の火山国家ですから、このエネルギーを有効に活用していきたいものですね。

 



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