2008年08月01日

偽善エコロジーの疑問 検証7:冷房28℃の設定で温暖化防止->意味なし??

 エコプルのエコ本ランキングでもずっと首位をキープしている武田邦彦先生の『偽善エコロジー「環境生活」が地球を破壊する』。その内容を読むと、環境・エコをテーマに大学院から6年余りを過ごしてきた私にとって、疑問符?がつくものが多い。残念ながら、データを集めてゆっくり検証する時間的な余裕はないため、私の今までの知識を元に、自分の考えを述べてみたい。

 私の意見に対して、反論するも良し、データを見つけて後押ししてくれるも良し。このブログでちょっと議論が深められれば、うれしい限り。

エコプル
http://www.ecople.net/





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検証7:冷房28℃の設定で温暖化防止->武田先生の意味なし??

 この節を読み直して愕然としました。この節では、なぜ冷房を28℃設定にしても、温暖化防止に役に立たないのか、については、全く触れられていませんでした。大人はうそをつくとか、二重人格性を持っているから、とか、まぁ、そういったことがいろいろ書かれていて、人を信じるなということを述べていました。筆者に言わせれば、すでに前の節で説明したから、いまさら書くまでもないということかもしれませんが、じゃ、この節は何?この節要らないジャン。。


次は、
検証8:温暖化で世界は水浸しになる->武田先生の判定:ならない

 まぁ、これは、それなりにあっているような気がします。
 まず、皆さんがよく勘違いするのは、「温暖化が進むと、北極や南極の氷が解けて、海水面が上昇する」というところです。このブログで取り上げたことがあったか忘れてしまいましたが、これはあまり正確ではありません。

 ・北極の氷
  北極の氷は、海に浮いているんですね。つまり、氷が解けても水面は上がりません。アルキメデスの原理というやつですね。

 ・南極の氷
  南極の氷は、南極大陸の上にあるので、氷が解けると海面は上昇します。ただ、南極については、気温が上昇すると、南極への降雪が増えて、氷の量が増える?という説もあります。南極の氷は数千メートルもの厚さがあり、氷が増えているのか減っているのかは、正確なところが分かっていないようです。

 ・水温が上昇して、海水が膨張する
 でもって、なぜ海面が上昇するかというと、その一番大きな原因は、海水温が上昇することで、海水が膨張するということです。ご存知のとおり、水は4℃のときが、一番体積が小さく、温度が高くなればなるほど、体積が膨張します。これが原因で、海水面が上昇するのですね。他にも、氷河やグリーンランドの氷が解けることも、原因の一つではありますが、最大の要因はこの「海水の膨張」によるものだと考えられています。

 そして、武田先生は、ツバルが沈みそうになっている原因を、地盤沈下といっています。ここは、正確なところは、私もあまり知らないのですが、ツバルはサンゴ礁で出来た島で、最近サンゴの白化などがおきていて、透水性が増加したのが原因ではないかといわれています。どちらにせよ、ツバルが現在あのような状態になっているのは、海面上昇の影響も一部はあると思いますが、他にも要因があるようです。

 他にも、海面上昇で影響を受ける地域はあると思いますが、それ以外にも各地域での現象が影響しているように思います。各地域の状況を確認する必要があるでしょう。

 
 というわけで、7回にわたってチェックしてきた「偽善エコロジーの疑問」。これでようやく、第1章:エコな暮らしは本当にエコか? が終わりました。第2章以降も、お楽しみに。



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posted by rido at 00:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 偽善エコロジーの疑問 ブックマークに追加する
この記事へのコメント
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2008/09/post-3e8b.html
全くの同感です。
私もやっと第1章の検証が終りました。
Posted by Snow at 2008年09月25日 17:24
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