2008年10月08日

温暖化問題の次に取り組むべきは「生物多様性」

 企業の環境対策というと、「温暖化」対策を思い浮かべる人が多いと思います。このブログでも再三書いてきましたが、環境問題は、温暖化問題だけではありません。他にもいろいろな問題があります。
 ある種のブームとなっている温暖化問題に対して、各企業はさまざまな取り組みをしています。これは継続していかなければならないですが、どうも次の動きが見られるようになって来ました。ちょっと変な言い方をすると、次にブームが来るのは、「生物多様性」ということになりそうです。最近、この言葉をよく見かけるようになってきました。

 一つのきっかけに、2010年10月に名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催されることが決まったことがあります。それを受けて、生物多様性に注目する人が増えてきたようですね。

 じゃ、生物多様性ってなに? と思う人も多いかもしれません。読んで字の如く、生物多様性とは、生物(種や生態系、遺伝子など)の多様さ、豊かさを表す言葉です。生物多様性を守ろうということは、豊かな生態系を守ろうであったり、動植物の種の絶滅を防ごうだったり、そういうことをあらわしています。

 ということは、生物多様性のためには各企業は何をしていくの?ということになりますが、これはちょっと記事から勉強してみたいと思います。

<参考記事>
「生物多様性」が潮流に…生態系保全、ビジネスに直結 異業種が情報交換・海外動向探る

(2008/9/24 フジサンケイビジネスアイ)

--------- 以下、引用 ---------
 CSR(企業の社会的責任)のコンサルティング会社、レスポンスアビリティの足立直樹代表は、「日本企業の生物多様性への対応というと、植樹や絶滅危惧(きぐ)種の保護といった企業の社会貢献的な発想にとどまりがち。だが、欧米では自社のビジネスの継続に必要だから重視する、という流れになっている」と解説する。
 たとえば、製造メーカーの場合、原料を生産している場所の生態系が崩れると、安定的な調達が難しくなる。それは製造工程に著しく影響を及ぼし、直接的なリスクにつながるという発想だ。
--------- 引用終わり ---------

 確かに、植樹や絶滅危惧種の保護は、すぐに思いつくわけですが、各企業に対する直接的な影響は確かにありません。
 各企業の活動が、どのように生物多様性に影響を及ぼしているのか。それを考えて、生物多様性を損なう活動は減らしていこうということですね。リコーが、かなり熱心にこの問題に取り組んでいるようです。

------ 以下、引用 ---------
 今年4月には、生物多様性の保全に真剣に取り組もうという企業が集まり、情報交換や海外動向などを探る研究グループ「企業と生物多様性イニシアチブ(JBIB)」が発足。(中略)
 JBIBへの参加企業のうち、生物多様性に10年以上前から取り組んでいるリコーは、材料の調達から製造、販売に至る一連の企業活動が生態系に及ぼす影響を洗い出し、今年度中に事業領域全体で生物多様性にかかわる方針を策定、公表する計画だ。
 また、同社はすでに実施している生物多様性の取り組みに対する影響評価手法の検討にも乗り出す方針だが、「生態系に及ぼす影響評価を数値化するのは、なかなか難しい」(益子晴光・環境コミュニケーション推進室長)と指摘する。
------ 引用終わり ---------

 まだこの分野は、発展途上ということになると思いますが、今後確実に「来る」分野といえそうです。今年6月には、「生物多様性基本法」が施行され、国として企業がどのように取り組むべきかをまとめる「生物多様性ガイドライン」を2009年秋までに策定する予定だそうです。

 結局、中身はよく分からないままかもしれませんが、今後もこの分野に注目して行きたいと思います。



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posted by rido at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | エココラム ブックマークに追加する
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