【過去の記事】
2007年11月17日:温暖化の原因は、CO2だけじゃない!
http://eepd.seesaa.net/article/66480308.html
記事にある報告書によると、『牛のげっぷや水田などから出るメタン、窒素肥料の大量使用によって発生する一酸化二窒素など、農畜産業から出る温室効果ガスの量は世界全体の10−12%を占め』(記事より引用)るそうです。農畜産業分野は、工場などの工業部門や運輸部門などに比べ、対策が遅れていて、このままだと、今後の排出量も増加し続けてしまうということです。
温室効果ガス急増防止 牛のげっぷ対策を 農畜産業 世界の1割超排出
(2008/12/10 東京新聞)
-------- 以下、引用 ---------
水田や畑などからは、微生物の働きで二酸化炭素(CO2)の20倍超と強い温室効果を持つメタンが発生。家畜の消化管で発生するガスにもメタンが含まれる。また窒素肥料の利用では、CO2の約300倍の温室効果がある一酸化二窒素が発生する。
(中略)
肉食の増加や人口増で今後も排出は増える見通しで、2020年にはメタン、一酸化二窒素ともに90年比で最大60%も増えるとの予測もある。
一方で、肥料の適正使用や、農地や飼料の改良などによって30年には55億−60億トンの削減ができることも判明。報告書は、途上国への技術支援や排出量取引の利用といった政策措置の導入の重要性を指摘した。
条約のデブア事務局長は「農畜産物に排出量を表示し、消費者が排出の少ないものを選べるようにすることも有望な対策の一つだ」としている。
-------- 引用終わり ---------
ということで、ほうっておくと大量に増えてしまうけれど、今まで対策がされていない分、対策を採れば大量に削減できる余地があるということですね。温暖化対策というと、工場とか、家庭でも電化製品の省エネとか、人工物に対する対策というイメージが強いですが、家畜や畑などに対しても温暖化対策が必要ということですね。
また、日本の農林水産省でも、農産物の生産過程におけるCO2排出量の見える化は検討が行われているようです。地産地消だけでなくて、生産方法がエコな野菜を買うってことが、より重視されてくることになりますね。
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