2007年02月25日

「植林」すればいいってもんじゃない!?

手元に届いてから、だいぶ経ってしまったのだが、日経エコロジーにこんな記事が載っていた。

「植林は悪影響を与えないのか?」
(日経エコロジー2007年3月号)

「植林」とは、文字通り、森林を伐採した後に、木を植えること。
ぱっと聞くと、いいことしてるじゃん。と思うわけだが、そういうわけにはいかない。

森林が伐採される前と植林後を比較してみる、必要があると。
どういうことかというと、伐採される前は、さまざまな動植物が棲む天然林だったところに、ユーカリやアカシアなどの人工林をつくったのでは、そこに生育する種も大幅に減ってしまうので、生物多様性が衰退したことになる。
(製紙メーカーが、植林した!と、宣伝していても、実は上記のようなパターンだと、あれれ??ということになるわけですね。)

もちろん、逆に、焼畑が行なわれ、草くらいしか生えていなかったところに、植林をすれば、生物多様性は増加したことになるわけですが。

植林一つ考えるだけでも、結構奥が深そうです。エココンシューマーとしては、環境に力を入れている企業の製品・サービスを買って行きたいと思っているわけですが、こうした本当に意味のあることをしている企業をしっかり見極めて、意思決定していかないといけないかもしれません。


記事では更に、こんなことも書いてありました。

貧しい人々が暮らす地域に植林をしても、数年後には森が伐採されてしまっていると。貧しい人たちは、木は食べられませんが、森林が育つことにより、土地は肥沃になっていきます。木を燃やしてしまって、焼畑農業をして、食物を収穫するのだそうです。
確かに、現地の貧しい人にとって見れば、ここに森ができても、食っていけないのならどうしようもないですもんね。
植林も、やったらやりっぱなしではなく、植林後の森林の管理を現地民に委託して、その人たちが利益を享受することのできるといった仕組みを作っていかなくてはいけないですね。


posted by rido at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | エココラム ブックマークに追加する
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