2007年03月30日

画期的な水素燃料の生成方法!?

今日は、画期的な水素の生成方法が生み出されたかもしれない!!というお話です。

2月22日に燃料電池について書きましたが、ちょっとおさらい。以下のようなことを書きました。
水素燃料は確かに、クリーンなエネルギーで二酸化炭素も発生しないけれど、水素をどうやって作るかが問題である。
現状では、天然ガスから作るのが主流で、これでは、二酸化炭素が発生してしまい、真の新エネルギーとはいえないのでは?

ref. 燃料電池車は、救世主になるのか?(2007/2/22)
http://eepd.seesaa.net/archives/20070222.html

そこで、今日の記事です。

NASA開発の「オンデマンド水素生成装置」、燃料電池車の救世主となるか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070329-00000002-cnet-sci
(2007/3/29 CNET JAPAN)

この記事によると、米国のEcotalityというエネルギー会社が、マグネシウムと水を反応させて、水素燃料を発生させる装置「 Hydratus 」の試作品を作成する計画を立てていると発表を行ったという。この装置では、必要に応じて、その都度水素を生成することが出来ると。

水素を生成する原理は、400℃から600℃のどこかでマグネシウムと水を反応させるのだそうです。
そして、マグネシウムの流れ制御に基づいた冷却システムによって、継続して生成反応を起こすように設計されているとのこと。
反応の副生成物としては、水のほかに粉末状の酸化マグネシウムが発生するが、これは、専用の水素スタンドで、水とマグネシウムを補給するときに、回収する。そして、この使用済みの酸化マグネシウム粉末は 99.8%リサイクル可能で、回収先の水素スタンドで再びマグネシウムペレットに戻すことができるそうだ。
リニューアブル(持続的利用 可能)な資源ということです。循環型社会っぽい!!
酸化マグネシウムをペレットに戻す際には、電気が必要になるが、その量は水素燃料を作り出すのに必要な量よりずっと少ないのだそうです。
また、マグネシウムは地球上で4番目に多い鉱物性物質で、海からの採取も可能であり、入手が容易。といっても、リニューアブルで、スタンドで即 再利用が可能なので、ある程度マグネシウムを準備できれば、循環していくわけだから、補給する必要もないわけですね。

また、この技術を使えば、いま水素燃料の普及のネックの一つになっているインフラ面の問題も解消できますね。都度、水素燃料を生成できるので、水素燃料を生産して輸送のために圧縮し、水素スタンドに貯蔵するといった設備は不要になります。


私はこれまで、水素燃料にはかなり消極的だったのですが、こうした新しい技術が出てくると、俄然期待したくなりますね。
posted by rido at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | エコ・環境技術 ブックマークに追加する
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