2007年06月20日

日本は、中国の環境問題対策を実行すべし!?

中国では、内陸部における過放牧や森林伐採などによる砂漠化が懸念されています。

32万平方キロが砂漠化の危険=中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007061800025
(2007/6/18 時事通信)

--------- 以下、引用 ----------
 中国国家林業局の当局者は17日、上海で開かれたセミナーで、中国では砂漠化の危険がある土地面積が32万平方キロに達しているとし、森林伐採、放牧などを禁止し、モニターを強化して新たな砂漠化を食い止めなければならないと強調した。新華社電が伝えた。
 中国の砂漠化面積は2004年の調査で約174万平方キロと、国土面積の18%を占めた。4億人近い国民の生活に影響を与え、直接の経済的損失は年間500億元(約7950億円)に達しているという。
--------- 引用終わり ----------

 地球環境問題は、文字通り地球規模の問題で、温室効果ガスの削減などは地球規模で取り組まなければいけない問題ではあるのですが、実際の影響を考えると、地理的な問題を考慮する必要があります。
 最近、話題になっていると思いますが、この砂漠化が進むことで、黄砂の発生量が増大し、中国で巻き上げられた黄砂が、日本に飛散して、日本でも黄砂の被害がでています。
 また、近年、光化学スモッグの発生が増えているというニュースも見かけました。光化学スモッグの原因は、工場やトラックなどから出る排煙(窒素酸化物<いわゆるNOx>や浮遊粒子状物質<SPM>)です。近年、排ガス規制などが進み、日本におけるNOxやSPMの排出量は減少しています。なのに、光化学スモッグが増えている。。。これも、急速に工業化が進む中国などの大陸側から飛散してきているものが、日本上空で化学反応を起こし、光化学スモッグを発生させているのだそうです。

<関連記事>
光化学スモッグ:中国の汚染大気で対応策要請 福岡知事
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070619k0000m040168000c.html
(2007/6/19 毎日新聞)


 今週発売の東洋経済(2007/6/23号)にこんな記事がありました。

[経済を見る眼]温暖化対策は中国を取り込め
(慶應義塾大学経済学部准教授 土居丈朗)

 記事では、こう述べています。

 EU、アメリカ、オーストラリアなどの先進各国と日本では、地理的状況が大きく異なる。それは、日本上空に流れる偏西風の風上に、環境後進国、中国があることだ。
 つまり、日本は国内でどれだけ環境対策を行っても、中国で対策が進まなければ、帳消しにされてしまいかねない。当然、地球規模で考えれば、日本で削減しても中国で削減しても同じだが、同じ量を削減するならば、省エネが進む日本よりも、遅れている中国の方が、断然、費用が割安になる。

 なるほど、その通りだと思います。同じ環境負荷を削減する活動をするならば、費用対効果の高い活動をするべきですよね。政治的な問題もあって、なかなか難しいのは分かりますが、いかに中国の環境負荷を下げるのか。これを日本が頑張って実現しなければならないのかもしれません。



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posted by rido at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | エココラム ブックマークに追加する
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