2007年10月15日

「温暖化を伝える」ことは、「平和に貢献」したことになるのか? −ノーベル『平和』賞に、IPCCとアル・ゴア氏ー

 IPCCとゴア氏といえば、地球温暖化問題を象徴するような存在ですね。環境問題をみんなに伝えようとしている私にとっても、この受賞はとても喜ばしいことです。
 ただ、ちょっと違和感を感じました。ノーベル平和賞って、「平和」(=戦争や紛争がない状態?)に貢献した人に贈られる賞ですよね? 温暖化問題に取り組むことが、平和につながったのか。。いや、べつに受賞にケチをつけようということではないのですが。。

 同じようなことを考える人はいないのか?と思い、この話題を取り上げている新聞各紙の記事をネットで検索してみましたが、同じようなことを書いている記事は見当たりませんでした。

 確かに、温暖化が進行すれば、人々の生活環境が悪化し、その結果、戦争や紛争が発生すると考えられています。これを事前に食い止めるべく、活動している点がいわゆる「平和」につながったということになるのでしょう。
 「平和」を広く捉えるようになった結果なのかな、と思います。つまり、以下の2点を言い表した結果なのかなと。

 ・地球温暖化問題が、現在人類の平穏な(≒平和な)暮らしを脅かす最大の脅威だと考えられている。
 ・現在、重大な戦争や紛争が発生していないこと。(若干疑問が残りますが)
 
 温暖化問題が重要視されてきたということも、重大な戦争が減ってきたということも、どちらも人類にとっては前進していると考えていいと思います。良い方向に。
 ノーベル平和賞が、毎回このような戦争や紛争に直接関係ないような人たちが選ばれている世の中になると、それは戦争のない世界が実現されてきたといってもいいのかもしれません。深刻化する地球環境問題に直面する人類は、人類同士で醜い戦争をしている余裕はないのです。


【関連記事】
ノーベル平和賞受賞、ゴア氏「意識高める好機」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071014-00000040-san-int
(2007/10/14 産経新聞)

ノーベル賞委員長、ゴア氏受賞は「論争覚悟の選考」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000101-yom-int
(2007/10/13 読売新聞)

ノーベル平和賞、ゴア氏が喜びの会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000003-jijp-int.view-000
(2007/10/13 時事通信)

ノーベル平和賞 ゴア前米副大統領と国連のIPCCに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000000-maip-soci
(2007/10/13 毎日新聞)

社説:ゴア氏らに平和賞 人類へのメッセージだ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-28069-storytopic-11.html
(2007/10/14 琉球新報)

社説:[ノーベル賞] 地球温暖化は平和も脅かすとの警鐘
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=200710&storyid=7106
(2007/10/14 南日本新聞)



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posted by rido at 01:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | エココラム ブックマークに追加する
この記事へのコメント
人間は文明が進むと環境によくないことが増えてくる。
楽をしようとするとエネルギーを使用することになると思うんです。
環境のことを考えないで好き勝手な行動をするという「敵」に対しての活動を広めたのだと思いますが。
Posted by maki at 2007年10月15日 09:59
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