この記事を読んで、昨年、資源エネルギー庁の審議会で話されていた内容を思い出しました。この審議会の委員であった家電量販店の代表の方からの発言でした。
現在の日本のエアコン(家電の中でもエアコンを例に挙げて話を進めますね。)は、ある基準以上の省エネ性能のものしか販売することが出来ません。その基準が、トップランナー方式といって、年々厳しくなっていくのです。今年売られているエアコンは、数年後にはその基準を満たさなくなるので、販売できなくなってしまうという仕組みです。
どんどん性能が上がっていくのだから、いいのではないかと思いますよね。ただ、こうやってどんどん性能を上げていくために、メーカー側は多額の研究開発費が必要となり、販売価格をあげざるを得ない。そして、少し古いモデルは、すぐに基準を満たさなくなるので販売できなくなってしまう。つまり、販売価格が下がる前に、販売できなくなってしまうということですね。そうすると、古いままのエアコンをずっと使い続ける人も、多くなってしまうのではないかと。
そうではなくて、少し古いものでも、何年も前のものに比べれば、大幅に省エネ性能は改善されているので、そういったものを安い価格で販売したほうが、社会全体としての買い替えが進み、トータルでの省エネにつながるのではないか?という話です。うん。ぱっと聞くと、それにも一理あるかな〜と思います。
その時点で、価格が高いものを買っても、結局エネルギーコストが下がるはずなので、結果的には、得をするとは思うのですが・・・。そうすると、そうした買い替えを促進するための分割払いとかローンとか、うまい仕組みが一般に広まっていけば、万事OKということになるのかもしれませんね。
皆さんはどう考えますか??
PCや家電のリサイクル、製品価格の上昇に影響大 - 消費者側の努力も訴え
(2008/02/22 マイコミジャーナル)
------- 以下、引用 ---------
米Gartnerは、PCや家電製品などの電子機器類の有害廃棄物に関し、世界各国の処理状況を調査した最新レポートの発表を行った。
同レポートによると、PC本体、モニタ、プリンタ、サーバ製品、携帯電話などの電子機器メーカーに対し、使用済み製品の回収やリサイクルを義務づける法律を施行している国は、現在世界で約40カ国に上る。
(中略)
しかしながら、同社リサーチ部門副社長のFrances O’Brien氏は「数々の法規制に適合するために、メーカー側のコストが上がって、消費者の購入価格へと転嫁されている」とコメント。メーカーのみが努力しても問題解決には至らず、もっと消費者側が、環境に優しい製品の選別や、不要な有害廃棄物を出さない利用スタイルへのシフトを心がける重要性がアピールされている。
------ 引用終わり --------
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まだ使える家電を捨てて省エネ家電を買うのと、今あるのものを壊れるまで使いつづけることとどちらがいいのでしょうか?(自分で勉強すればいいのかもですがすみません・・・)
絶対などという答えはたぶんないのだとは思うのですが・・・・
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
ご指摘の点は、確かに普通考える悩みどころです。
買い換えたほうがいいのか、そのまま使ったほうがいいのか?というのは、今使っているものがどのくらい古いものか?つまり、どのくらいのエネルギー効率なのか?に依存するところになります。
ただ、省エネルギー法によるトップランナー方式が導入されたため、近年の省エネ効率の向上は、かなり進んでいます。10年以上前のものをお使いであれば、買い換えたほうが確実にエネルギー消費量は下がると思います(新しいものを1年程度使用した場合)。数年前のものでも、買い換えて3〜4年使用すれば、買い換えたほうがお得になるくらいのレベルだと思っています。あとは、個別に計算してみるしかないですが、大体のイメージをつかんでいただければと思います。
家電量販店にいくと、名前は忘れてしまったのですが、省エネ家電を説明してくれる認定を持っている専門の販売員がいることも多いですので、是非相談してみてください。
是非参考にします。
本当に難しい問題ですよね。
どうもありがとうございました。